現在無職の50代主婦、次の仕事の準備に取り掛かりました。
シニア世代の皆さん、朝食はちゃんと摂ってますか?
忙しいから、ダイエット中だから、起きたすぐで食欲がないから・・・様々な理由で朝食を摂らない人もいるようですが、それって危険です!!
若いときならまだ適応力もあり、朝食を摂らなくてもどうってことなかった人も、歳をとってきたらそういうわけにはいきません。ジワジワと体に危険が及んできます。
今回は、シニア世代の朝食と健康について調べてみました。
朝食の役割
朝、起きたばかりの体は、血糖値が低く脳や内臓もまだお休みモードです。起きたすぐはボーっとしていますよね。このような体を覚醒させ元気付けてくれるのが『朝食』です。
★体温を上げ体を目覚めさせる
夜寝ている間は体温は下がっています。朝食を摂り体温を上げることで体は活動モードになります。
★体や脳の活動力となる
エネルギー源である朝食を摂らないと、体がだるい、疲れやすいなどの症状がでてきます。朝食で体や脳にしっかりエネルギーを供給しましょう。
★体が活動を始めることで排便などの生態リズムが整う
体温上昇とエネルギー源の供給で内臓系も活発に活動を開始し、結果便通も良好になります。朝の排便の有無は、その日一日の体調を左右するくらい影響力があります。
やはりエネルギーを供給してあげないと体は動きませんね。車と同じです!
朝食抜きは危険!
朝食は体を目覚めさせるために必要であることはわかったのですが、それだけではなく、抜いた場合の大きなリスクがあるのです。
★血糖値の変動
血糖値は食後に上がります。朝食を抜いた場合、昼食後と夕食後の血糖値が急激に上昇する傾向にあるのです。生活習慣が影響しやすいといわれる2型糖尿病の発症リスクがでてきます。
では、無理なく朝食を摂るにはどうしたらいいのでしょう。
一汁一菜
『一汁一菜』昔からよく聞く言葉ですよね。
ご飯を中心として、汁(味噌汁)菜(おかず)を1品ずつ揃えたメニューです。
料理研究家の土井善晴さんは『一汁一菜でよいという提案』という本の中で、『ご飯と具だくさんの味噌汁があれがそれで一汁一菜』といわれています。
一見手抜き料理とも思えますが、「素材の持ち味を引き出すにはシンプルな料理が一番。家庭料理は手をかけないことがおいしさにつながる」と。なんだかホッとします。
ご飯やパンそれに具だくさんの汁。
これなら朝食を摂っていなかった人たちも無理なく作れそうですね。