現在無職の50代主婦、次の仕事の準備に取り掛かりました。
歳をとってくると若い頃とは違ったお肉の付き方を感じませんか?
若い頃は太ももやお尻にボリュームを感じていたはずなのに、最近ではお腹周りが・・・
そんな方も多いはずです。
女性ホルモンとの関係も否めないのですが、それでも運動と食事でどうにか回避したいものです。
そこで今回は、50代ならではの『中年太りを回避』について調べてみました。
肥満とは?
肥満とは脂肪が生体に過剰に蓄積された状態です。学問的に表現すると『摂取エネルギーと消費エネルギーとのアンバランスを特徴とするエネルギーの代謝異常であり、その結果、脂肪組織に中性脂肪が過剰に蓄積した状態』と定義されています。
また、肥満をもとにして合併症があるか、もしくは近い将来合併症を併発する可能性が高い場合を『肥満症』といいます。
最近は、メタボリックシンドロームという言葉がお馴染みになりましたが、これは、肥満をもとに糖尿病、高脂血症および高血圧などを伴った場合をいいます。
女性は、四肢や腹部に皮下脂肪が多い傾向にあり、男性は四肢には蓄積せず腹部に内臓脂肪が付きやすい傾向にあります。
★女性の中年太りの特徴
女性の中年太りには女性ホルモンの量が関係しているといわれています。若い頃は出産に向けて太ももやお尻についていた脂肪が、女性ホルモンの減少で脂肪の付き方が変化してきます。また、加齢により基礎代謝が落ちているにも関わらず、運動不足や過食、ストレスなども中年太りを引き起こす原因になっているようです。
では、どうやって中年太りを回避すればいいのでしょう?
今回は運動と食事の2点からみていきたいと思います。
運動と食事で肥満予防
★運動について
- 運動の種類は、ウォーキング・サイクリング・ジョギング・膝への負担が少ない水中運動(水中歩行・アクアビクスなど)
- 運動の継続時間は、過体重から肥満へ移行しないようにするためには45~60分程度の運動時間が必要です。
- 運動のタイミングは、食事直後よりも空腹時や食後数時間以上経過した状態で行うほうが脂肪燃焼は大きいようです。
★食事について
- 炭水化物は夕食よりも、朝食や昼食で摂る:これは食後の運動量が関係しており、朝食や昼食後のほうが比較的活動量が多いと考えられています。
- 複合炭水化物を選ぶ:単純糖分(砂糖やジュースなど)はインスリンの反応が高く複合炭水化物(ご飯やうどんなど)ではインスリンの反応が低い。
- 早めの夕食と夕食後の軽い運動が有効:夕食と就寝までの時間をたっぷり確保し活動する時間を増やしましょう。
- デザートは控えめに:単なる甘いデザートではなく繊維質を含む果物などが好ましいです。
- 間食は避け、コーヒーはノンシュガーで:コーヒーには脂肪分解を刺激する作用がありますが、砂糖を入れてしまっては効果激減!
- 脂肪と砂糖を一緒に摂らない:より脂肪が作られやすくなります。
- 温食をよく噛んで食べる:食事を摂ることで作られる熱は、温かい食事を摂ることでより多く誘発されます。それによりエネルギーの放出を高めます。
参考資料:健康・運動・スポーツの科学
まとめ
運動と食事についてまとめてみましたが、特別なことではありません。普通に生活しちょっとだけ気をつけるだけです。(特別なことは長続きしませんから・・)
50を過ぎれば多かれ少なかれ体に変化が出てくるのは仕方のないことです。
でも、仕方がないことだからと諦めてしまうのはもったいないです。いくつになっても女性の美しさを追求していきましょう。