2018年1月10日水曜日

メニエール病だと思うんだけど!?メニエール病の症状や経過をまとめました!

皆さん、こんにちは。
現在無職の50代主婦、メニエール病かも・・・と言われてしまいました。

昨年末、夜中にトイレに起きたとき、耳の詰まりを感じました。
山登りや天気の変化で、時々このような症状はあったので、さほど気にもせずまた寝たのですが、翌朝になっても症状は変わらず、自分の声が響いて聞こえます。
頭重感や首の痛みは少し前から感じていました。

旅行中だったため病院には行かずそのまま様子をみていると、だんだんと症状は緩和。しかし、完全に耳の詰まりが取れたわけではありません。
耳が詰まっているので、聞こえに支障が出てきます。特にざわざわしているところでは、人の声を聞き取れないのです。自分の声もエコーがかかったように響いて聞こえます。

症状が出てから約10日後に耳鼻科を受診しました。
聴力検査と問診の結果『メニエール病かな~?メニエールだと思うんだけどな~』とお医者さん。

さて、この『メニエール病』って聞いたことありますか?
割と耳にする病名です。


メニエール病について


どんな病気?


耳の中の内耳という場所にリンパが増えて、いわゆる水ぶくれ状態になっている病気です。
内耳には「蝸牛」「三半規管・耳石器」があります。
水ぶくれする場所によって症状は異なってきます。

症状は?


蝸牛には聞こえを司る細胞が詰まっています。なので、蝸牛が水ぶくれになると難聴を自覚します。水ぶくれが弱いと難聴は自覚せず、耳が詰まった感じ耳鳴り音が響く感じだけが出現する場合があります。

三半規管・耳石器は平衡機能を司る場所です。なので、三半規管・耳石器が水ぶくれになるとめまいのみを自覚します。めまいの種類もグルグル回転する激しいめまいフワフワする感じなど様々です。めまいの持続時間は10分程度から数時間程度のことが多いようです。


診断は?


メニエール病には厳密な診断基準があります。
『難聴、耳鳴り、耳が詰まる感じなどの聴覚症状を伴うめまい発作を反復する

めまい発作や難聴発作が1回起きただけではメニエール病とは診断されません。


検査は?


メニエール病は「反復する」ということが診断のポイントになるので、問診は非常に重要です。

目を閉じて足踏みし体のバランスを調べたり、目の動きの異常を調べる眼振検査。また、聞こえに対しては聴力検査を行います。

過去にどういう症状がでて(例えば幼少期の中耳炎など)耳骨がどう変化しているかを診るレントゲンもあります。


治療は?


症状がひどく内服できないときは点滴治療。内服ができる場合は内服治療。
めまい止め、利尿剤、循環改善薬、ビタミン剤などを組み合わせて使用します。

また、メニエール病は、ストレスや疲労、睡眠不足なども大きく関係しているといわれているので、生活習慣の改善やストレス解消など、薬以外の部分でも心がける必要があるようです。





私のメニエール病は?


初診


今回の症状は、めまいはなく耳が詰まった感じ耳鳴り音が響く感じです。
聴力検査と問診の結果『メニエール病かな~?メニエールだと思うんだけどな~』とお医者さん。

メニエール病は家系も大きく関係しているそうです。
私は3人きょうだいですが、確かに他の2人も私のような症状が時々出現します。

聴力検査の結果、聞こえは悪くなっていました。そりゃぁ~響いているから聞こえ辛いよな~と思っていたのですが・・・


以下の内服薬を1週間分処方してもらいました。

・アデホスコーワ顆粒10%:脳、心臓、目、消化器などの働きを活発にしたり、めまいを改善する薬。
・メコバラミン錠500:ビタミンB12を補う薬。
・ツムラ五苓散エキス顆粒:のどの渇き、尿量の減少を伴うむくみ、腎臓疾患、二日酔い、急性胃腸炎、下痢、吐き気、暑気あたり、頭痛、糖尿病などの症状を改善する漢方薬。

耳の詰まりはだいぶ良くなってきたように感じます。


1週間後の再診


もう一回聴力検査をしたのですが、聞こえは改善しておらず前回と同じレベルでした。
耳の詰まりが取れてきてすっきりしてきているので、感覚的には聞き取り易くはなっています。日常の会話で困ることはないのですが、ちょっとざわざわしている部屋では、人の声が聞き取り辛いのは感じます。

お医者さんは「水ぶくれは改善されているけど、音を聞き取る細胞がまだ戻っていないんだろうね」と言われます。
戻りますか?と聞くと、「分からない!!」と。
いろいろ調べてみても、すぐに戻る人もいれば数年かかって戻る人もいるようで、お医者さんとしても何とも言えないところなんでしょうね。

耳の詰まりは良くなっているということで、前回と同じ薬を1ヶ月分処方してくれました。

もうすぐ薬がなくなる頃です。
完全に詰まりが取れているわけではありませんが、頭のスッキリ感は戻ってきました。
そして、寝不足だった翌日は調子が悪いように感じます。やはり生活習慣は大事なんですね。
メニエール病は、痩せ型で几帳面、神経質な性格の人がなりやすいという統計がでています。また、発症には精神的ストレスや肉体疲労、睡眠不足などが関係しているそうです。

確かに当てはまるような・・・
改善できるところは改善し、メニエール病とうまく付き合っていかなければいけませんね。



同じような症状をお持ちでまだ受診されていない方、メニエール病かもしれませんが、そうでもないかもしれません。突発性難聴のように一刻も早く治療を開始したほうがいいものもあれば、耳の病気ではなく脳の障害だったということもあります。
一度受診されてみてはいかがですか?



--2018年2月、追記--

最初に処方してもらった薬のアデホスコーワ顆粒、10%メコバラミン錠500、ツムラ五苓散エキス顆粒を飲み始めて約2ヶ月になります。症状は良かったり悪かったりです。間でMRIの検査もしましたが特に異常は見られませんでした。

メニエール病には特効薬がないらしく、薬を飲んでもなかなか改善しない人は多いらしいですね。やはり長期戦のようです。
先日の受診で薬を変えてみようかと、お医者さんから提案されました。

その薬がメニレット70%ゼリー30gです。

お医者さんは「ただ飲みづらいんだよね~。飲めるかどうか分からないから2週間分だしとくね」と。
薬剤師さんも、飲みやすくするためのコツを力説されました。
どんだけ苦いんだ!?とちょっと心配になったのですが・・・


メニレット70%ゼリー30g
ツムラ五苓散エキス顆粒の代わりの薬で利尿作用があります。むくみを改善するお薬です。
ゼリーと言うだけあって、見た目はこんにゃくゼリーです。小さなカップに入ってビニールの蓋を開けると、コーヒーの匂いがします。
一緒にいただいたココアパウダーをかけて飲みます、と言うか食べます。


確かに苦いですが、食べれないと言うほどではありません。カカオ90%のチョコレートの苦さ?くらいでしょうか。

しばらくはこのメニレット70%ゼリー30gを飲んで、いや食べて様子をみたいと思います。



※そして、ついにめまい発作へと移行~

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