現在無職の50代主婦、只今パリにきております。
今日のテーマは『トイレ』
日本では、観光地に行っても、街中を1日中ウロウロしても、トレイの場所に困ることはまずありませんよね。駅やデパート、コンビニや公園・・・いくらでもあります。
しかし、パリではそうはいきません。
以前住んでいたときも、幾度となく限界寸前を経験しました。
私にとって魔のトイレと言っても過言ではありません。
そんなパリのトイレ事情や使い方についてお話します。
パリ観光をされる皆様の参考になれば幸いです。
パリのトイレ
有料?無料?
パリの街中にこういう形をした公衆トイレがあります。
お金を入れたら扉が開く有料のものと、無料で使えるものがあります。
大きな駅にもトイレはありますが、1回€1前後で有料です。入り口に係りの人がいて(たいていマダム)そこでお金を払ってから中のトイレに入ります。
中には金額は決まってなくてチップみたいなシステムもあります。
日本人がよく行く老舗デパートのプランタンは有料(€1)で、ギャラリーラファイエットは無料で使用できます。
公衆トイレの使い方
街中に点在しているトイレは一人用です。一人用だけど大きくて存在感はあります。なので、見つけやすいと思います。パリのトイレは日本みたいに決してきれいではなく、トイレの高さがやけに高いし、便座がないものもあります。
扉左側のボタンの下にランプがついています。
左側の緑で囲っているところが点灯していたら「空いている」サイン。
真ん中の赤で囲っているところが点灯していたら「使用中」のサイン。
右側の水色で囲っているところが点灯していたら「洗浄中」のサイン。
左側のランプがついていたら、上のボタンを押してドアを開けます。
中に入ったら閉めるボタンを押します。
ほとんどのトイレがこんな感じです。
使用後は便器の上にある洗浄ボタンを押します。(すぐには洗浄は始まらず退室後に洗浄します)
それから退室!
退室後、ドアが閉まりそれから洗浄が始まります。
なので、もし次の人が待ってたとしても、空いたからと言ってすぐに入ることはできません。いったんドアが閉まり洗浄が終わるまで待ちます。そのときランプは真ん中が点灯しています。
洗浄が終わると、ランプが左側に変わりますのでここでやっと中に入れます。
ランプの上のボタンを押して入室!
1人の人が使用し、次の人が使えるようになるまで結構待ちます。
パリの雇用促進に貢献
パリの有料トイレは、日本人からは考えられないことですが、これはパリならではの事情があるようです。移民が多いフランスでは雇用促進の一環としてトイレを有料にし、受付窓口を設置することで雇用に繋げているようです。しかし、自由にトイレを使うことができる日本人にとってはやっぱり「えっ?お金とるの?」と思ってしまいます。そして、不便さを感じるパリのトイレです。
パリを散策されるときはトイレの場所を確認しておくと安心ですね。
それでは皆様 Bon voyage !!