2017年9月15日金曜日

大人の歯並びの矯正~費用は?期間は?それでも絶対すべき!

皆様こんにちは♪
大人になって、しかも45才で歯並びの矯正を始めた現在50代の女性です。

以前は歯並びの悪さに・・いえ、良いとは言えない~といったレベルでしょうか(自分ではそう思っていました)。少なからずコンプレックスを持っていたのは事実です。

でも、矯正となるとお金はかかるし、何と言ってもあのガチッとはめられる装置!
あれをつけなければならないかと思うと、女性としてはちょっと躊躇してしまいますよね。おまけに数年はかかってしまう長期戦です。

そんな私がなぜ45才という中途半端な年で矯正を始めようと思ったのか。
きっかけから経過、かかった費用なども含めてお話しようと思います。

今、大人の歯並び矯正で迷っている方々の参考になれば幸いです



ー目次ー

  1. 矯正しようと思ったきっかけ
  2. 矯正の流れ
  3. かかった費用
  4. 感想


1. 矯正しようと思ったきっかけ


娘も私に似たのか歯並びが悪く、ずっと矯正したいと言っていました。高校2年生のときに、歯列矯正では名の知れた歯医者さんの近くに引っ越したのを期に思い切って受診。
その時私も一緒に行ったのですが、娘を診てくれたDrが「どれどれお母さんは?」と言って、私の歯並びもチェックしたんです。
「ああぁぁ~お母さんも悪いねぇ~こういうのって遺伝するからねぇ~」と。
一緒にやったほうがいいと勧められました。でも今更!という思いがあったので「いやぁーもう45才だから私はいいかな~と思ってます」って言ったら「まだ45才じゃないですか」と返されました。この言葉でいちころです。
そっかーまだ45才なんだ!まだまだこれからなんだ!

結局娘と一緒に私も矯正することになりました。


2. 矯正の流れ


だいたい月に1回のペースで受診していました。
歯型をとったりレントゲンやCT。親知らずの抜歯などなどからスタート。
3月5日の最初の受診から、下の歯の一部にワイヤーがついたのが5月26日です。結構なスローペースですね。
それから下の歯全部にワイヤーがつき、上下ともにワイヤーがついたのは7月19日。初診から4ヶ月半後のことでした。

それからは、受診のたびにワイヤーを締めて歯をキレイな並びに誘導するんですが、締めた後はちょっと痛みがありましたが、物が食べられないほどではありませんでした。
ワイヤー調整がひたすら続きます。

矯正を始めて4年後、手術です。
反対咬合、いわゆる受け口です。
これは、手術で下あごの骨を切ってつなぎ合わせるというものです。全身麻酔で行い約2週間入院しました。
手術後はワイヤーは相変わらずついているものの、見た目はすっかり変わりました。鏡で横顔を見るとちゃんと下あごが引っ込んでます。何度も何度も鏡を見ては一人ニヤニヤしていたのを覚えています。
手術で骨と骨をプレートで固定してあるので、骨が繋がった頃にそのプレートを取り除く手術をしなければなりません。
(1回目の手術から1年4ヶ月後に2回目の手術をしました。これは1回目ほど大変ではなくて、入院期間も1週間ほどでした。)

そして、1回目の手術から10ヵ月後、初診から実に5年後、ついについに装置が取れました!49才と11ヶ月。ギリギリ50才前でした。


ばんざーい!!


ワイヤーがはずれると歯は元に戻ろうとするため、リテーナーというもので固定しておく必要があります。でも、固定のワイヤーと違って取り外しは自由にできるし、見た目もすっきりです。
1年くらいは食事のとき意外はずっとつけとくように言われていましたが、話辛いという難点があったため、仕事のときははずしていました。
ワイヤーがはずれて2年半が経った現在も夜寝るときだけはリテーナーをつけています。
先日1年後の定期受診(本当は半年毎に行った方がいいらしいのですが・・)に行ったのですが、特に問題はありませんでした。ちゃんときれいな歯並びをキープできているようです。

余談ですが・・・
私の場合5年の年月がかかりました。
同じ時期に矯正を始めた娘は3年で終了しています。
大人の歯は子どもに比べると動きづらいようです。

そして、歯を動かすときはゆっくりじっくりしないとだめらしく、早く終わらせたいからと急いで動かすと元に戻りやすくなるとか。
本当に長期戦ですね。


3. かかった費用


先ほどの矯正の流れの中でお話しましたが、私の場合反対咬合でした。
普通の矯正では健康保険は適用されませんが、これは外科手術が必要な病気とみなされ、健康保険が適用されます。
(中には保険が適用されない検査がいくつかありました)

1回の受診で、安いときで数百円。特別な検査をしたときなどは7,000円弱。
だいたい1,000円~4,000円くらい支払うことが多かったように思います。


ここに歯並び矯正にかかった総費用をだしてみました。

651,150円

家族の分も合わせると、1年間の医療費が10万円を超えていましたので、毎年医療費控除の確定申告をしました。それで数万円の還付。
入院手術費に関しては、事前に高額療養費の申請をして負担にならないようにしました。
個人で加入していた保険から入院手術給付金がでたので、それらを差し引くと実際はもっと安くなります。



4. 感想



40代50代で歯並びの矯正をためらっている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。私の場合、歯医者さんの「まだ45才じゃないですか」という甘い言葉に誘われて、それまで思ってもいなかった矯正を45才ですることになりました。

矯正となるといろいろ考えることがでてきます。
費用の面、定期的な通院、痛みなど。しかし、一番引っかかるのが何と言っても見た目の問題ではないでしょうか?
子どもや学生さんならまだしも、この年で矯正となるとやはり人の目が気になるものです。

矯正が終わってみて言えることですが、歯並びの矯正はそれらを我慢してでもやる価値は絶対にあります。「あの時やっといてよかった~」今は本当にそう思います。

矯正を考えていらっしゃる方々!
ステキな笑顔を手に入れましょう!