節約を心がけながら毎日生活しているのですが、そんな私の努力をあざ笑うかのように、先日住民税の請求書が届きました。
住民税は、前年度の所得に対して金額が決まるので、今失業していようが容赦なく請求されます。4月当初、少しでも安くならないかと思い市役所の窓口で聞いてみたのですが、やはり我が家の場合は何も該当しませんでした。
今回届いた振込用紙によると、夫婦合わせて1年間の住民税は・・びっくりっ!!
今まではあまり意識していませんでしたが、結構な額を納めていたんですね。
この住民税の金額を見たら、夫に「夜の晩酌控えてくれない?」と言ってしまいそうな自分がいます。お金がないとそれだけで喧嘩になりそうですよね。やはりお金って人の心理を左右するものなのでしょうか。『金持ち喧嘩せず』という諺がありますが、お金があると心穏やかでいられるんでしょうかね。
今回は、お金にまつわるちょっとおもしろい話をしたいと思います。
☆お金持ちは優しい!?それとも・・・
お金持ちとお金を持っていない人、どちらが優しいのか。
「お金持ちの人は成功者で、成功者なら相応のモラルがあるはずだ」という意見と、「お金持ちになると傲慢になる。お金がない人のほうが人情味があり接しやすい」というまさに真逆の意見があります。
どうなのでしょう?
カリフォルニア大学の研究チームがおもしろい実験をしました。
信号機のない交差点で、横断歩道を渡ろうとする人に、車を運転する人は道を譲ったのか、それとも、譲らずに直進したのか。
どちらが優しいのか、どちらがモラルが高いのかを調査しました。
車は車種や手入れの状態から5段階にランク付けしてあります。
調査の結果、ランクが最も低かった車が歩行者に道を譲らなかった確立が0%で、ランクが上がるごとに譲らなかった確立も上がっています。最もランクが高い車では45%もの運転者が歩行者に道を譲りませんでした。
『お金持ちのほうが優しくない。』という結論に達しました。
(参考文献:FFG調査月報 お金と心理学)
お金持ちになると、いろいろな場面で優遇されて当然と思ってしまうのでしょうか。
お金があろうとなかろうと、歳をとっていようが若かろうが、謙虚な気持ちは忘れないようにしたいものですね。
☆クラシック音楽とお金
クラシック音楽って高級感がありますよね。レストランやカフェなどでクラシックが流れていると、ついついお上品に振舞ってしまいます。
まさにこれがクラシック音楽のマジックなのです。
文献によると、高級レストランでクラシックを流した日とポップスを流した日とで売り上げを比べた結果、クラシックを流した日のほうが10%高かった、という調査結果がでています。
なぜ売り上げが伸びるのか?
クラシックを流すことで高級感がでてきますが、知らず知らずのうちにそれに見合うだけの人になろうと意識しているようです。私がついついお上品になってしまうのも、この音楽に見合うだけの人にならなくては・・・と無意識のうちに思っているからでしょうね。
(参考文献:FFG調査月報 お金と心理学)
お店のオーナーさん!
売上アップを狙うなら、是非クラシック音楽を!
(例えば)婚約指輪を購入予定の方!
クラシック音楽にはご用心!