今年もゴールデンウィークがやってきましたね。
暦通りの人 月火休んで9連休の人 ゴールデンウィークが稼ぎ時の人・・・
それぞれの人にとってのそれぞれのゴールデンウィークがやってきました。
お休みが取れる人にとっては、長い人で9連休です。
ちょっとした旅行ができますね。
テレビのニュースでも、大きなスーツケースを持った人たちが、インタビューされているのをよく見ます。
ひょっとすると正月休みよりも長いかもしれない今年のゴールデンウィーク。
それぞれの過ごし方をされるんでしょうね。
さて今回は、ゴールデンウィークにちなんで、フランス人のヴァカンスについて考えてみたいと思います。
以前、夫の仕事の関係で、3年間ほどフランスに住んでいました。
その時の実体験を元にお話しします。
☆「今度のヴァカンス何するの?」「ヴァカンスどうだった?」が挨拶
フランスのヴァカンスは、冬のヴァカンス、春のヴァカンス、夏のヴァカンス、トゥッサンのヴァカンス・・・そうそう、子どもが通っていた学校はスキーヴァカンスなんてのもありましたね。
特に人々が気合が入るのが、やっぱり夏のヴァカンスのようです。
フランス人の有給休暇は5週間もあるので、大半を夏に使うようです。
何週間も前から計画し、それはそれはみなさん楽しみにされています。
通りでバッタリ会ったときの挨拶は決まって「今度のヴァカンス何するの?」です。
それから永遠にお互いの計画を話します。
ヴァカンスが終わってからの挨拶ももちろん「ヴァカンスどうだった?」です。
☆家庭がそっくりそのまま移動
日本の旅行と言えば、どこかのホテルや旅館に泊まっておいしいものを食べる・・というのが一般的ですが、そこはお金をかけないフランス人!貸別荘を週単位で借りて自炊します。
洗濯もそこでして、外出しないときは貸別荘でのんびり!まるで家がそのまま移動した感じです。
時間が許す限り、いろんなところを見て回る、日本人の旅行とはちょっと違いますね。
☆のんびり・・が一番好き?
どこかの観光地に観光目的というよりも、家族と一緒にのんびりできるところを目指して出かけるようです。なので、海に行ってもビーチで寝そべっておしゃべりしてるし、レストランやカフェでも永遠におしゃべりしてます。まさにスローライフです。
私が求めているスローライフの原点はここにあるのかもしれません(^^
☆ヴァカンス中はお店は休業
パン屋さんだって洋服屋さんだってヴァカンス中は閉店です。稼ぎ時なのに・・・と思ってしまうのはやはり日本人だからでしょうか?
「パリから住民が消える!いるのは観光客!」とよく言われてました。
観光客が増える夏にお店を閉めても大丈夫?稼ぎ時なのに! やっぱり思ってしまう日本人の私です。
☆先生だってヴァカンス
ヴァカンスも終わり新学期。生徒たちが学校に行ったら担任の先生はお休み!
「ヴァカンスからまだ帰ってきてないんだって~~」とつぶやく生徒!
日本ではあり得ないような話ですが、意外とよく聞いてました。
以上
フランス人のヴァカンスについてまとめてみました。
フランス生活で、フランス人の生活スタイルを見て、自分自身の考え方が大きく変わったような気がします。一生懸命働く日本人から、一生懸命遊べる日本人を目指したいものです。